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アシストCSR

車いすテニス体験会

車いす操作体験 車いす操作体験
スラロームのルート スラロームのルート
車いすテニス体験 車いすテニス体験
左が競技用車いす 左が競技用車いす

地元のスポーツクラブで、障害者スポーツ体験として、車いすテニス体験会を行いました。今年は、オリンピック・パラリンピックが開催されますが、世界のトップクラスプレイヤーが日本に数人在籍していることもあり、試合などがテレビで放送される車いすテニスは世間で注目されつつあると感じます。その動向に、一般の車いすテニスプレイヤーに過ぎない私がお役に立てる事はないと思っていましたが、以前、お世話になっていたテニスコーチから「是非、車いすテニスの紹介と体験に協力して欲しい」と依頼され、私にも貢献出来ることがあるかもしれないと思いお引き受けいたしました。当日は、参加者全員に体験をしてもらいたく、近隣の障害者施設からの借用4台と自分自身の2台、合計6台の競技用車いすを準備することができました。

成人クラスとジュニアクラスにわかれ合計5回、通常のテニスレッスンを「車いすテニス体験」と内容を変更して行いました。初めに[車いす操作体験]として、前進、後退、左右及び、180°以上の方向転換などの車いすの動かし方の説明をし、操作の実技としてラケットを持たずにカラーコーンをスラロームするように通過する体験をしてもらうと「あっ、本当だクルクル回れる」や「ダメだ、方向を上手く変えられない」という声を出しながら、競技用車いすの操作を徐々に覚えてくれました。次に、[車いすテニス体験]として、実際にラケットを持ってコーチが左右に球出しするボール相手コートに打ち返す体験をしてもらいました。「ラケットを持つとうまく動けない」「やった!打ち返せた。」など、苦心しながらも楽しそうに体験してくれていたようで、レッスン終盤にはミニゲームも行えるほどになりました。「テレビで車いすテニスの放送を見て、一度やってみたかったんです。難しいけど、面白かったです。」「競技用車いすは、普通の車いすと何が違うんですか?」などの感想や質問がありましたので、ルールも含めて特別にここでお答えしましょう!

ワンポイントレッスン

  • 競技用車いす(テニス用)は、普通の車いすと比べてブレーキや手押しハンドル等がない。
  • 激しく動いても転倒しない様な構造や、タイヤが斜めについている事で方向転換し易くなっている。
  • 日常生活を送るには幅が広すぎる。

一言でいえば、運動靴とスパイクシューズのような違いでしょう。

  • テニスコートの大きさ、ネットの高さ、及び、試合方式などは、通常の硬式テニスと同じ。
  • 通常の硬式テニスはワンバウンド以内で返球しなければならないが、車いすテニスはツーバウンド以内での返球が認められる。
  • 通常の硬式テニスでは、静止状態からサービスしなければならないが、車いすテニスは1こぎ以内(タイヤ1周分)動いてサービスすることが認められる。

筋肉痛になりそうな事を分かりながらも、車いすテニス体験を楽しそうに取り組んでくれた、参加者の皆さんの良い経験となり、障害者スポーツの理解が深まり広がっていけば嬉しい限りです。
最後に、快く車いすの借用を承諾して頂いた、障害者施設と車いすテニスを紹介したいと声を掛けて頂いたテニスコーチ並びに環境を提供頂いた、スポーツクラブにも心から感謝を申し上げます。今後も、自分に出来る社会貢献となるような機会があれば取り組んで行きたいと思います。