アシストワークスタイル
子供との時間を大切にしたい (愛知県:頸椎損傷)
私は29歳の時に頸髄損傷になりました。受傷した当時のことは今でも忘れられません。当時妻は妊娠9ヶ月目でしたが、身重な状態で毎日見舞いに来て励ましてくれました。受傷後ほどなくしてリハビリが始まりました。徐々に自分の障害を知るにつれて、経済的な不安はもちろんですが、これから親になり子育てに参加することに不安を感じていました。
受傷して1年後リハビリ施設に入所しました。クオールアシストとの出会いは、リハビリ施設の就労支援の方に声をかけていただいたことがきっかけです。会社の方とお話をしましたが、当時の私は外で働きたいという意識が強く、それ以降話が進むことはありませんでした。
リハビリが終わり地元に帰って就職活動を始めましたが、なかなか仕事が決まらないことに焦りが生まれて来た頃、家族の勧めからもう一度クオールアシストと面接をすることになりました。入社が決まり、最初は「こんな自分に何ができるだろう」と思いながらの仕事でしたが、先輩からの丁寧な指導や仕事環境のアドバイスなどをいただき、自信をもって仕事ができるようになりました。
入社して一番良かったと思う点は、在宅勤務なので仕事が終了したらすぐに子供の相手ができることです。小さい頃は妻が料理をしている間に一緒にアニメを見て楽しんだりしていました。最近では子供の宿題を見ていますが、分からないことがあった場合はこっそりGoogleで調べて教えています。毎日騒がしいですが、楽しい日々を過ごしています。
クオールアシストでの勤務も今年で7年目になりました。不安に感じていた孤独感も、グループメンバーと通話をしながら仕事をすることでそれほど感じず、モチベーションを上げつつ仕事が出来ています。まだまだ未熟なところもあるので、これからも自分に何が必要かを考え、チャレンジを続けていきたいです。